My Foolish Heart

From America to Everywhere

どんな名声を手にしたいですか?(キャリアの悩み方について)

社会人生活も10年も経てば、社内で一通りの仕事をこなせるようになります。 

そんな自身の成長ぶりにある程度満足する中で、周りが転職したり、起業したり何かしらの変化を起こそうと一歩踏み出すのを見て自分自身も何かしなくてはならないのではないかと思うのは自然なことです。 

もちろん私も多分に漏れず周りを見ては自分はどうあるべきなんだろうと考える一人なのですが、 よく世間で言われる指標は、「良い給料」とか「やりたい仕事」とか、はたまた「やりがい」などがあると思います。 
しかし、私は皆があまり口に出して言わないけれどある重要な1つの指標があると思います。 
それは「名声」です。
つまり自分を取り巻く社会の位置づけのようなものです。 
 皆が思っていても夜の飲みの世界でしか話題にならない、あいつは部長になった、出世したとか言われるものです。 
でもこの名声、考えてみると会社内だけではなく、家庭内にもあるし、どんな小さなコミュニティでもあるのにあまり考えられていないのではないでしょうか。 
この名声は仕事のキャリア形成においても人生設計においても重要なものだと私は思いますので本記事でそれを考えてみたいと思います。 
 
 私は大きくわけて以下5つがあると思います。 
・国民(消費者)名声 
・団体名声 
・業界名声 
・会社名声 
・家庭名声 
 
国民名声は分かりやすいですね。総理大臣とかはたまたイチローさんやサッカー日本代表などのスポーツ選手や星野源さんとかの国民的歌手とか言われる人たちのものです。 
団体名声は、例えば社長たちが集まる経団連などでの会長などや〇〇連盟での理事などの類です。 
業界名声は、アパレル業界なら誰でも知っているカリスマ店員さんなどです。
会社名声はまさに先ほどの飲みの世界で言われる、社長・部長・課長とかそういう類です。 
家庭名声は子供に信頼される良いパパ、ママなどです。 
 
これらの組み合わせで結構なりたい像や自分の幸せって見えてきたりしないでしょうか。
 
 一方、昇進というテーマはあくまでも会社名声の地位でしかないのに、あたかも自分の人生として固執している人っていませんか? 
私はそれはもったいないと思いますし、視野が狭いと思います。
 
仕事と家庭がシームレスに接続している最近の社会においてはこれらのグラデーションでキャリア形成を判断していくのが理想的ではないでしょうか。
 
ちなみに私は業界名声に結構なプライオリティが置かれているな、という発見がありました。 
 
皆さんも是非どれくらいの塩梅が自分にとってハッピーなのか考えてみてはいかがでしょうか。 
 
お読みいただきありがとうございました。 
Kaishu