My Foolish Heart

From America to Everywhere

「沖」に出よう(会社名声の無意味さについて)

前回のエントリーで5つの名声のどれを得たいですかと書きましたが、それにはKaishu自身の問題意識があります。

正直、5つのうち、「会社名声」に無意味に価値を見出す人が多過ぎだと思いませんか。

仮に毎年100人入社するとして、課長や部長になる人が一体何人いるというのでしょうか。

私、KAISHUは小心者だし、そんな器はないのは置いといて、そんな確率の低い競争に自分の人生をかけて挑む自信や意味も見いだせません。

それでも私は大きな会社や組織に所属する意味はあると思います。

それはなぜか。日本企業の最大のメリットで、自分の身分が一定期間保証されるからで会社の方針に背くことをしなければクビになることがないからです。

※決して、大企業に所属したら給料がいいからとか、社会的な地位が高まるとかそういうものではありません。会社のネームバリューは所詮、貴方の実力でもなく、看板にすぎません。

守ってもらえるうちは利用して最大限守ってもらいましょう。

 

で、ここから先ですが、私は会社の所属を母港にしつつ、「沖に出る」ことにキャリアの深み、社会人の愉しみがあると思っています。

それが名声の中の業界名声、ひいては団体名声につながる部分です。

会社のためではなく、業界全体や社会にとって何が大事なのかを考えて実行に移すことなります。

必要に応じて、他社の人と行動したり、行政機関と交流をもったり、国会議員にアクセスしてみてもいいかもしれません。

そうして、経験値が蓄積されていくと、段々と沖に出過ぎて、母港の会社にもはや意味を感じなくなるかもしれません。その時が次のキャリアの考えどきかと思います。

結果的に別会社の要職として招かれることもおまけとしてついてくるかもしれませんよ。

皆さんも社内のことばかりではなく、沖に出ることを考えてみてはいかがでしょうか。

お読みいただきありがとうございました。

Kaishu