My Foolish Heart

From America to Everywhere

アメリカに引越しました。

明けましておめでとうございます。

あんなにギリシャのスローなマーケットに憧れを抱いていた私が、気がつけば今度はキングオブポップならぬキングオブ資本主義、資本主義の権化のアメリカに引越しをしている。人生何があるかわからない。

これまで国で括って価値観を捉えてきたと思うのですが、当たり前ですが国が同じでも、都市部と地方では全然醸成されている雰囲気や価値観が違うわけですね。場所が違えば人も違う、特にアメリカはデカくて、州ごとに個性がある。もしかすると場所で〇〇の人と何かを括ることがきっともう古いのかもしれないけど、ただ私は集団の中の個は場によって形成されると思ってしまっているので、その場所で自分が知らない価値観や新たな違和感に出会うとテンション上がってしまうのです。そしてそれを常に無意識にニヤニヤしながらコレクションしてきた人生のような気がします(怖いですね笑)。

正直なところいい歳になってきた自分がキャリア形成のためにアメリカに生活する意味を見出せなかったところはあったのですが、かなり日本を背負ってきたおじさんから、「新しい視点で新しい世界を知る」ことがキャリアアップの一つではないかと言われたことでこれまでの自分の方向性からは外れていないかもな、と前向きになり、肩肘張っていたのが楽になった気がしました。ということでアメリカにいます。

既に、面白いところいっぱい見つけていますよ。例えば、

・人に会うと元気!?と明るく社交的に振る舞ったり、相手を気遣って寄り添ったりするのに、アマゾンの荷物は投げる。新聞も投げる。郵便はドアの下からシャっと入れる。

・気前の良さ。ファーストフードの飲み物リフィルは飲み放題。ケチャップくださいというとドバッと袋掴み取りで渡される。(これはSDGsの流れから逆行しているかも?)

・未だに小切手文化。要は個人の信用を貯めるのが容易ではないから?

・結果を担保するための細かいゲームルールや手続きを決めていることで、面倒臭さはある反面、それをサポートするために各プロセスに人員配置つまり雇用が生まれていると感じる。これって結構大事なことだと思う。

今後積極的に発信できればと思います!

Kaishu