My Foolish Heart

From America to Everywhere

ノンアルに優しくなった世の中に下戸の私が気づいたこと。

自分を超え続けたい。これが私にとっての社会人としてのテーマです。それでも超えられない壁、それがアルコールでした。どうしても飲むと身体が痺れ具合が悪くなってしまう。ある意味営業マンにとってのdisadvantageと思います。

それが今世の中が変わり始めようとしています。

まずは以下の動画を見てください。ハイネケンが打ち出す新しいノンアルの世界です。ストローを指しているノンアルコール持っている男性が私です。笑 でもこれからはみんなとかっこよく乾杯できる世界です。


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私は社会人になって10年間ずっとアルコールの呪縛に取り憑かれていました。最初に断りますが私は決して飲む人を否定するわけでないですし、むしろ酒飲みには大好きな人が多いです。

入社後配属された部署は会食でも飲酒が盛んな方で、私は体質的に飲めないにも関わらず無理やり飲んだり、飲んで気持ち悪くなったらトイレに行くという行為を繰り返していました。3−4年目の先輩からは半ば強制的にアルコールを飲まされ、飲めないと怒られる始末。彼らは飲めることが社会人にとっての必須スキルと言っていました。年次が上の上司達もそのような思想が当たり前に持っていたと思います。

幸いなことに10年目になってやっともうアルコールを飲まなくて済むようになりました。年次もさることながら、「私は飲むことができません」と上司に対しても言うことができるような当たり前の空気感が社会に醸成されて来たからです。

私にとっては別の世界にやってきたような感覚です。でも本当に良かったと心の底から思います(そもそも私はノンアルでもテンション高いですし、なんならなぜか少し酔います笑)。

少し逸れますが、10年目になると社会というものはこんなにプロモーションによって最も簡単に変わる(世の人は殆どポリシーなど持って生きていない)ということがわかりますね。私も例外ではありません。チームビルディングに悩んでいた私は今年入社の新入社員に色々と教えてもらって考えが一新されました。(またどこかで記事にできればと思います。)

さて、ノンアルに社会が優しくなって私に起きたことはうれしい悲鳴でした。それは色んなノンアルを飲んでみたいと思い始めたのです。

これまではアルコールはビール一択。クオリティが一定だし、体調不良のリスクをある程度マネージできる。皆さんがワインにのめり込んだり、焼酎、日本酒やカクテルにこだわる気持ちがわからなかったのです。

でも、もしこんなに体調が変わらずいろんな銘柄を楽しめるなら、確かにこんなに好奇心がくすぐられる趣味はないな、と思うに至りました。アルコール好きの気持ちがわかるようになりました。

私は今酒屋のノンアルコーナーに立ち寄るようになりました。

ノンアルワイン、ノンアルビールやノンアルカクテルなどどんどん出てきて欲しいと思います。